都道府県 | 市区町村名 | 人口 | 標準財政規模 | |||||||||||||||||||
広島県 | 庄原市 | 42,110人 | 17,540,991千円 | |||||||||||||||||||
ホームページアドレス | http://www.city.shobara.hiroshima.jp | |||||||||||||||||||||
施策名 | 木質バイオマス活用プロジェクト |
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担当部課名 | 政策推進課 |
電話番号 | 0824-73-1113 |
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施策の分類 | 20-C,20-D,20-E,20-G | 施策の開始年度 | 平成18年度 |
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予算関連 データ |
事業費総額 | 3,104,285千円 |
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事業期間 | 平成18年度から平成21年度まで |
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補助制度・ 起債制度等 |
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施策の概要 | ||||||||||||||||||||||
1.取り組みに至る背景・経緯・目的 本市は、広大な森林を有しており、そこに存在する豊富な木質バイオマスを資源として有効に活用することで、新産業創出や林業振興、さらには循環型社会の構築・実現を考えている。 現在、重点戦略プロジェクトとして「木質バイオマス活用プロジェクト」を策定するとともに、平成18年12月21日(平成19年1月31日公表)には、庄原市バイオマスタウン構想を策定し、地域でのバイオマス利活用推進に対する取り組みを行っている。 2.事業内容 (1)木質バイオマス利活用プラント整備事業 (林地残材を用いた、エタノールやリグニン等の製造プラント) (2)木質ペレットストーブ整備事業 (公共施設へペレットストーブを購入) (3)木質ペレット利用促進事業 (市内の事業所や住民宅へのペレットストーブ購入費用の助成) (4)木材収集実証実験 (保育間伐等の実施林内に放置されている未利用バイオマスの搬出実証実験) (5)バイオマスフォーラム (市民のバイオマス、環境問題への意識の醸成) 3.施策の開始前に想定した事業効果 (1) 廃棄及び未利用の資源を有効活用するシステムを構築することにより、環境にやさしい地域生活及びライフスタイルを実現することができる。 (2) 木質バイオマスの利用を促進することで、間伐・保育等の適正な森林管理の促進と温室効果ガスの吸収源の確保が期待される。 (3) バイオマスボイラー等への転換により、木質バイオマスを活用することで、化石燃料の消費量削減が期待できる。 (4) バイオエタノール・リグニン製造プラントやペレット工場、バイオマスエネルギーを活用した施設を整備することにより、新たな地域雇用の拡大と産業振興につながることが期待される。 (5) 化石燃料の消費量削減などを地域に定着させ、意識啓発を進めることにより、住民の環境意識の向上が期待される。 4.導入にあたり工夫・苦労した点、課題、対処法など (1) エネルギーの地産地消と里山再生をめざし、ペレット製造工場の事業化を検討している。ペレット製造事業の事業成立に向け、ペレット需要の拡大を図る必要がある。 (2) 木材需要が低迷するなか、しょうばら森の産業団地(クラスター)構想の核となる製材事業の事業成立の可能性について、引き続き検討する必要がある。 (3) 地元木材関連企業や県立広島大学の教授、広島県林業技術センター職員が参画するSARUプロジェクト会議(※木質バイオマスエネルギー事業化会議推進会議SARU=SatoyamaRenaissance/.Unit)において、ペレット製造事業や製材事業の事業化に向け協議を進めている。 5.現在の成果・実績、今後の展開など 平成19年度事業整備による化石燃料の削減見込み (1) 温泉施設の木質チップボイラー整備 約226,000L (2) 公共施設へのペレットストーブ整備 約3,500L (3) 平成19年度には、民間企業が間伐材等からエタノールを製造する実証実験施設を整備し、量産化の実験が進められている。平成20年度には、量産化プラント(木質バイオマス利活用プラント)の建設が着手される。 |
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