調査年度:平成19年度
都道府県 市区町村名 人口 標準財政規模
宮崎県 新富町 19,237人 3,539,613千円
ホームページアドレス http://www.town.shintomi.miyazaki.jp/
施策名 しんとみ農畜産物販売促進事業
担当部課名 農業振興課
電話番号 0983-33-1111
施策の分類 K 施策の開始年度 平成19年度
予算関連
データ
事業費総額 R1,900千円
事業期間 平成19年度から平成-年度まで
補助制度・
起債制度等

施策の概要
1.取り組みに至る背景・経緯・目的

 地産地消を活かした産地づくり、地場農産物の加工品づくり等の取り組みが全国的な広がりを見せる中で、従来のように大規模な加工施設の建設は財政的にも困難な状況である。そのため、本町において生産者、飲食・加工業者など地域住民が一体となった地元の農産物を使った加工品など、地域に根ざした味を提供する取り組みについて、意欲のある個人やグループなどに農産物加工施設等整備事業の推進を図るものである。

2.事業内容

 町内に住所を有する者で、地場産品を使った加工品の製造や、地域に根ざした味を提供する事を目的に、整備事業(自宅や倉庫等の改造費用や器具等の購入費用等)について助成を行なう。ただし、国、県など他の補助事業等により整備事業を行なう者を除く。

 助成額は、当該事業に要した経費とし次のとおりとする。

(1) 個人で助成を受ける場合は、当該事業に要した経費の2分の1以内とする。ただし、10万円を限度とする。

(2) 3人以上の共同で助成を受ける場合は当該事業に要した経費の2分の1以内とする。ただし、30万円を限度とする。

3.事業効果

 個人や、婦人グループなどで販売を目的にした食品等の加工品の製造を行ないたいが、整備に費用が掛かるのでできない等の意見があった。個人や小規模のグループに対し経費の助成を行なう事で、地産地消の拡大や、新富の味を町内外に発信するなど地域の活性化と農業振興に寄与するものと期待されている。

4.工夫・苦労した点、課題、課題の克服法など

 食品等の加工施設の整備に対する要望は以前からあったが、共同加工施設になると建設費や維持管理費などの問題で実現できずにいた。JA児湯農畜産物直売所という販売の拠点はあるのに、加工施設がないので参加できなかった意欲のある個人やグループに対して、本事業の周知をはかり活動の手助けとしたい。