調査年度:平成19年度
都道府県 市区町村名 人口 標準財政規模
新潟県 新発田市 105,305人 22,198,640千円
ホームページアドレス http://www.city.shibata.niigata.jp/
施策名 ふるさとしばた「食」と「職」のおまつり
担当部課名 新発田市産業振興部観光振興課
電話番号 0254-22-3101
施策の分類 KLQ 施策の開始年度 平成18年度
予算関連
データ
事業費総額 Q4,500R4,000千円
事業期間 平成18年度から平成-年度まで
補助制度・
起債制度等

施策の概要
1.取り組みに至る背景・経緯・目的

 新発田市では将来都市像として「食料供給都市」を掲げ、その実現のため3つの重点課題として「食と農の資源循環型社会づくり」、「健康しばた21めざせ100彩」、「ニューフロンティア21新発田ひとづくり」を設定し、まちづくりをすすめている。

 なかでも「食と農の資源循環型社会づくり」では、「地産地消を推進し新発田ブランドを確立する」ことを目標としており、販路拡大を図るために、継続的な「食」をテーマとしたイベントの一つとして本事業を実施している。

 さらに、城下町新発田の400余年の歴史と伝統の業「職」を観覧・体験する機会を設けることによって、各地域の相互理解の促進及び融和の推進を図るとともに、子ども達をはじめ、より広い世代・範囲の皆さんに「ふるさと新発田」に古くから伝わる伝統や文化(食文化も含む)を継承していくための機会を提供するものである。

2.事業内容

(1)「食」部門

 @ 茶文化

 ・お茶とお菓子を楽しむお休み処を設置

 A 食の陣

 ・地場産野菜や加工品等の販売

 ・菓子等の実演販売

 ・全国雑煮合戦事前PR試食会

 ・菓子バイキング

 ・その他

(2)「職」部門

 @ 職人文化

 ・各地域の職人の皆さんによる展示及び実演、体験コーナーの実施

 A 職の陣

 ・市優良特産品等の販売

 ・その他

 B その他

 ・郷土芸能発表会 獅子舞、神楽等の各地域に伝わる伝統芸能の発表

3.事業効果

(1) 城下町しばたの伝統文化の継承

(2) 多くの人に観覧されることによる職人の技術向上

(3)時代の職人育成(実際、当日観覧された方が触発され職人に弟子入りした。)

(4)各職人間の連携(多種職人の会が結成に向け、現在調整中。)

(5)中心市街地のにぎわい創出

4.工夫・苦労した点、課題、課題の克服法など

 職人自体高齢化し、次代を担う職人不足から廃業等がある。こうした事業を通し、魅力のある「職」として「職人」を育成し、「職人技」を伝承していきたい。