調査年度:平成19年度
都道府県 市区町村名 人口 標準財政規模
神奈川県 二宮町 30,390人 5,078,550千円
ホームページアドレス http://www.town.ninomiya.kanagawa.jp/
施策名 二宮ブランドづくり事業
担当部課名 経済環境部 経済課
電話番号 0463-71-3311
施策の分類 EFJK 施策の開始年度 平成19年度
予算関連
データ
事業費総額 2,000千円
事業期間 平成19年度から平成21年度まで
補助制度・
起債制度等

施策の概要
1.取り組みに至る背景・経緯・目的

 二宮町の農業は、農業生産の低下と後継者、担い手不足等から、農地は休耕地や荒廃地が目立っている。漁業においては、漁業者の高齢化と担い手不足、漁港施設の未整備部分の早期整備により、漁業活動の負担軽減と作業の効率化をはかることが求められている。        

 また、商業では廃業する店が増え、商業全体の売り上げの落ち込みが顕著であり、商店街の活性化が大きな課題となっている。

 以上のような厳しい状況下にあって、町の産業をいかに活性化するかが課題となっている。

 二宮町の活性化には、町の独自性を考えると、自然豊富な山、川、海があり、地域資源を活かしたブランドを生み出す環境に恵まれている。

 そこで、農業、漁業については担い手不足の解消も踏まえ、団塊の世代が退職を迎え、地域社会での活用と雇用の場の確保も視野にいれ、二宮町にふさわしいブランドを構築することにより、町の産業を活性化し、元気で活力あるまちづくりへと発展させたい。

2.事業内容

 二宮ブランド創生のために専門家を招きフォーラムの開催や、研究協議会、専門部会等を開催し、生産者や消費者の視点によるブランド化の実現性や継続性を探る。

 平成19年度から概ね3年間をかけて研究成果をまとめる。

3.事業効果

(1)地域産業の活性化

 ・地産地消の促進

 ・農業、漁業の担い手育成と確保

 ・雇用の場の確保(団塊の世代退職者の活用)

 ・遊休農地、荒廃地の解消

(2)観光資源の活用による地域の活性化

(3)町のイメージアップ

4.工夫・苦労した点、課題、課題の克服法など

 町の押し付けでなく、住民の視点によるブランド創出をめざし、取り組んで行く。

 特定の店舗が販売する(生産する)ものでなく、しかも二宮の独自性を持ったものをブランドとして選定(創出)していく。

 農業、漁業に限らず、あらゆる産業からの選択肢を持つことが必要である。