調査年度:平成18年度
都道府県 市区町村名 人口 標準財政規模
静岡県 湖西市 42,203人 9,890,103千円
ホームページアドレス http://www.city.kosai.shizuoka.jp
施策名 バイオマスタウン構想づくり
担当部課名 環境部 環境衛生課
電話番号 053-576-1141
施策の分類 M 施策の開始年度 平成18年度
予算関連
データ
事業費総額 Q10,122千円
事業期間 平成18年度から平成-年度まで
補助制度・
起債制度等
名 称 所 管 金額(千円)
地域新エネルギービジョン策定等事業NEDO産業技術総合開発機構9,972
施策の概要
1.取り組みに至る背景・経緯・目的
 本市は、農業が盛んなことから家畜排せつ物や農作物収穫残さが多く排出され、食品系廃棄物や生活排水処理汚泥等とともにバイオマス資源が豊富な地域である。
 特に、家畜排せつ物に関しては、たい肥等の販売が困難であること、たい肥の還元農地が不足していること、悪臭等の苦情が発生していることなど、処理に困っている畜産農家が多く、その対策が必要とされている。
 このような実情をふまえ、本市では、17年度に「循環型社会のまちづくり」を目指して、エネルギーの「地産地消」である家畜排せつ物等のバイオマス資源を活用した新エネルギーの導入プロジェクトを定める「湖西市循環型社会のまちづくり構想(地域新エネルギービジョン)」を策定した。

2.事業内容
 @地域新エネルギービジョンに基づき、地域特性を踏まえたバイオマスに係る導入計画を円滑に進めるためのシステム全体の具体化の検討
 Aバイオマスタウン構想の認定
 Bバイオマスプラント(仮称)の将来の設置場所の検討及び規模の検討

3.事業効果
@畜産排せつ物、食品系廃棄物(生ごみ等)、下水汚泥、し尿処理汚泥等のバイオマスをメタン発酵槽においてバイオガスとすることで、エネルギーの効率的な利用が図られる。
 A畜産排せつ物、食品系廃棄物(生ごみ等)、下水汚泥、し尿処理汚泥等のバイオマスをエネルギー化することで、これまで焼却等に要していたエネルギーや環境負荷の低減が図られる。
 B生ごみや生活排水処理汚泥においては処理量の削減から処理費用が削減される。

4.工夫・苦労した点、課題、課題の克服法など
 @バイオマス収集システムの構築
 Aバイオマス施設の設置場所
 Bバイオマスエネルギーの利用先の検討