調査年度:平成17年度
都道府県 市区町村名 地方公共団体
コード
人口 面積 標準財政規模
山形県 最上町 063622 11,287人 330km2 3,601百万円
ホームページアドレス http://mogami.tv/
施策名 園芸産地拡大強化支援事業
担当部課名 農林課 電話番号 0233-43-2111
施策の分類 K 施策の開始年度 16
予算関連
データ
事業費総額 292,291千円
事業期間 平成16年度から平成18年度まで
補助制度・
起債制度等
 
施策の概要
1. 目的
 最上町の稲作は、これまで度々の冷害による被害を受けてきており、米に依存した農業からの脱却が求められていた。
 そんな中で、気候に左右されず米以上の収益が期待でき、同時に水田転作田の有効利用が図られるとの理由からアスパラガス導入が決定となり、その一大産地を目指すものである。
 
2. 事業の内容
 アスパラガス生産の一大産地化を目指すために生産者、県、町、JAが一体で取り組み、H16〜H18の3年間は県の「園芸産地拡大強化支援事業」の支援を受けながら事業を進め、平成22年度を最終年度目標として、作付面積130ha、販売金額11億円を目指す。
 平成16年度スタートと同時に栽培農家40名による「最上町アスパラガス生産協議会」が発足し、県の指導を受けながら、アスパラガスの播種・育苗作業から栽培用水田の畑地化事業、定植作業、栽培技術講習等一年間取り組んできた。
 ・ 平成17年度の主な事業内容
 (1)最上町アスパラガス生産協議会によるアスパラガス栽培事業 12ha
 (2)JA新庄もがみによる集選果施設の整備事業
 (3)アスパラガス販路確保事業
 
3. 効果
 ・アスパラガス栽培に町内全体で取り組んだことで農家に元気とやる気がでてきた。また、町民のアスパラガスによせる期待感が大きくなっている。
 ・農業粗生産額の拡大と雇用機会の創出による地域経済の活性化が図られる。
 ・地産地消に対する意識の高揚が図られる。
 
4. 苦労している点
 ・アスパラガスの栽培拡大に向けた集落座談会等の啓蒙活動を行っているが、アスパラガス栽培は初めての取組みのため、栽培を決断できずにいる農家が多く様子を見ている。