調査年度:平成17年度
都道府県 市区町村名 地方公共団体
コード
人口 面積 標準財政規模
愛知県 半田市 232050 116,868人 47km2 20,754百万円
ホームページアドレス http://www.city.handa.aichi.jp/
施策名 半田運動公園「まんてん広場」における産直販売
担当部課名 市民経済部農務課 電話番号 0569-21-3111
施策の分類 K 施策の開始年度 16
予算関連
データ
事業費総額 4,883千円
事業期間 平成16年度から平成−年度まで
補助制度・
起債制度等
 
施策の概要
1 背 景
 「アグリアミューズメントガーデン」構想は、知多半島道路半田中央インター周辺〜半田運動公園周辺地域において、中部新空港のインパクトを受けながら、地域の農業等を生かした交流・観光の場として地域整備を展開するプロジェクトとして、第5次半田市総合計画に位置づけられた。
 平成14年度末から「アグリアミューズメントガーデン調査研究会」を設置し、地域整備のあり方等を検討し、平成16年度から直売事業の開設が決定した。
 
2 経 緯
 アグリアミューズメントガーデン構想実現の一歩として、地域農業の新拠点として半田運動公園のスペースを活用し、半田市農業経営士会(15名)が中心となり農産物の直売所を平成16年8月7日(土)に開設した。なお、当面は土曜・日曜日限定の営業とすることで進めていく。
 
3 目 的
 事業の目的は、2つである。
 1つは、直売所を通しての地域貢献であり、2つには、半田地域の農業振興である。
 具体的には、半田運動公園利用者の利便性の向上であり、中部新空港関連で知多地域を訪れた人の立ち寄る施設として機能することがあげられる。
 地産地消を合い言葉に、地元の人に地元でとれたものを、食べてもらう。
 そのアンテナショップの役割を担ってもらい、意欲ある農業者の集まる場所を目指す。
 2つめの農業振興であるが、具体的には、本市の課題でもある農地の遊休化・後継者問題の解消につながる事業を考えている。
 遊休農地を利用して、不足している農作物をつくって売ってもらう。または、高齢者の生きがい対策にも活用できればと、考えている。
 後継者問題も深刻な状況である。本市の平成16年度の新規就農者は2名であった。現状の農業経営のあり方に、さまざまな工夫と変化が求められている。
 農作物を生産するだけではなく、生産から販売まで一貫した経営が必要になってきている。また、作ったものを売るのではなく、売れるものを作る工夫も大切なことである。そのためのノウハウを直売事業を通して若い人に経験してもらい、魅力ある農業を育て発展させていくことが、後継者問題の解消につながると考えられる。
 いずれにしても、将来に夢のある元気な農業につなげていく事業を目指していく。