調査年度:平成17年度
都道府県 市区町村名 地方公共団体
コード
人口 面積 標準財政規模
長崎県 小値賀町 423831 3,460人 25km2 1,997百万円
ホームページアドレス http://www.ojika.net/
施策名 郷土食文化活用支援事業
担当部課名 産業振興課 電話番号 0959-56-3111
施策の分類 Q 施策の開始年度 16
予算関連
データ
事業費総額 2,000千円
事業期間 平成16年度から平成−年度まで
補助制度・
起債制度等
名 称所 管金額(千円)
長崎県郷土食文化活用支援事業長崎県農政課500
施策の概要
1 背景と目的
 本町は、現在、町民参加型の小値賀町再生プロジェクトチームを立ち上げ、産業の振興策を模索中であり、その振興策として地産地消による地域経済の活性化を目指している。
 そこで、平成16年度より、地元の農水産物を活用した郷土食文化を通して、世代間交流と郷土食文化の伝承を実施するとともに、郷土食文化による地元農水産物の消費拡大及び食育を推進し地域の活性化を図る。
 
2 事業内容
(1)郷土食文化の発掘・伝承のため、郷土料理講習会を開催
   郷土料理講習会を開催し、伝承者から料理方法や由来を学び、現在、家庭で作る機会が減りつつある「小値賀伝統の味」を体験しながら、地元の食材の良さを知り、自ら大切に消費することを認識させる。
(2)創作郷土料理等コンテストの開催
   地元農水産物の消費拡大を目指した、創作郷土料理等コンテストを開催した。
(3)家庭料理への普及推進
   郷土料理レシピ集を作成し、各家庭に配布を行い、家庭料理への普及促進を図った。また、毎月第1週を郷土食文化・食育週間と定め、その日には各家庭において、家族全員で食卓を囲み、地元の食材を使った郷土料理を食べるようにし、地元食材の消費拡大を促進した。
(4)郷土食文化活用推進協議会の開催
   関係機関による協議会を設置し、それぞれが役割分担しながら、総合的に、当町の郷土食文化を活用した地元農水産物の消費拡大の推進方法の検討を実施した。
 
3 効果
 郷土食文化を通して、地元食材の良さを再認識するとともに、世代間交流が促進され、地元農水産物の消費拡大及び食育の推進を図ることが出来た。
 
4 苦労している点
 事業を継続していく上での、事業費の確保及び各世帯における地産地消の周知と普及。