１　背景と目的

（１）基幹産業を形成している農業の付加価値産品出荷型への転換や地場産品の地産地消による内部消費の奨励とシステムづくりを図る。

（２）世界一長寿を形成してきた自然・社会特性を組み込んだ手づくり地場産品を創出し、長寿ブランドを構築していく。付加価値のもてる地域特産品づくりを推進する。

（３）まちの振興・再生の基本となり、かつ、長寿を支える町民の健康増進策を具体化することを考え、健康・衛生・福祉・医療・教育等の施策にも関連させた、総合的な視点のもとに、地域で培ってきた「結」のネットワークを再構築し推進する。

（４）伊仙町中心を東西に横断する県道拡幅改良事業に合わせ、求心力のもてる中心核形成事業を整合させながら実施する。

　

２　事業内容

（１）健康増進施設

　　子供から高齢者の利用を前提に、心身の「健康維持増進に　寄与する重点施設」として、保健・医療・福祉・教育等とも連携しながら利用する町民・来訪者の身近なサービス機能施設として確立を図る。

（２）公設市場

　　町域内住民の手づくり生活産品・加工品の町民による生産・持込み・委託販売を目的にした「公設市場・長寿市場」として地産地消を奨励し内部経済化の確立を目指す。

（３）地域交流施設

　　町民・来訪者が集い・情報を集め・語らい・イベントを催し、会議や民俗歴史・文化にふれ、交流やふれあえる地域交流センターとしての機能の確立を図る。

（４）図書館

　　町民の要望の高い図書館機能施設として導入を考え、町民及び来訪者のための図書サービス及びビジネス等資料提供・相談も含めたサービス施設として確立を図る。

（５）住宅

　　良好な住居環境を備えた公営住宅の供給をするため低水準を指標として、低水準世帯の対象を目指す。

　

３　苦労している点

（１）事業予算の確保

（２）ソフト事業をしていくための人材確保