１　背景及び目的

　当町は、埼玉県の北東部に位置し、都心から４５�q圏内という恵まれた立地状況を活かし、米作を始め、県内有数の生産量を誇る苺や梨など、多種多様な農業が営まれている。

　しかし、近年、農業従事者の高齢化や後継者不足、農作物の価格低迷などにより農業をめぐる状況は年々厳しくなっており、農家数及び耕地面積共に減少の一途をたどっている。

　そこで、町の次世代を担う児童生徒に、町の特産物である米や野菜を学校給食として提供し、地産地消及び食育教育の推進を図るものである。

　

２　内容

　今年度竣工予定である学校給食センターにおいて、町内産米の提供を行うほか、特産である苺、梨、胡瓜、味噌等、季節ごとの旬の食材を提供するものである。

　

３　その他

　町内の各小中学校において、食育教育をより一層推進していく。また、生産者である農家に対しても、学校給食として提供されていることを積極的にPRし、生産意欲の高揚を図るものである。