調査年度:平成15年度
都道府県 市区町村名 地方公共団体
コード
人口 面積 標準財政規模
岡山県 加茂川町 333051 6,126人 141km2 2,607百万円
ホームページアドレス http://www.town.kamogawa.okayama.jp/
施策名 加茂川町夢体験物語事業(グリーンツーリズム事業)
担当部課名 企画課 電話番号 0867-34-1113
施策の分類 J 施策の開始年度 平成13年度
予算関連
データ
事業費総額 450千円(平成14年度)
事業期間 平成13年度から昭和−年度まで
補助制度・
起債制度等
施策の概要
 加茂川町では、平成6年度から「全町公園化構想」を打ち出し、既存の温泉を核とした交流施設「ラーバニスト小森の里」や公共育成牧場を中心とした体験施設「加茂川町ストックファーム」を整備し、豊かな自然を生かした都市交流による町内各地域の活性化を図ってきた。こうした中で、施設を訪れる都市住民からもっとゆっくり農村体験や農作業体験がしたいという要望が聞かれるようになった。そこで、平成8年度から当事業中核となる上田西地区において、ゆっくりと農村生活体験のできる「百姓王国」を整備したいという要望により町と地元住民会との間で協議を重ね、加茂川町振興計画の柱である「地域が支える活力ある農業の確立」と夢のある前向きな農業スタイルの育成型ファームパークを実現させ、地域農業資源を活用する第6次産業化推進事業に取り組むこととなった。
 また、平成12年度には、百姓王国内に宿泊型体験施設「飛躍の郷ひだまり」を整備したことで、この施設等を中心に全国の教育関係機関へ呼びかけ、加茂川町内の特色を生かしつつ、農業農村生活体験や民泊体験のできる、学生や学校の総合的な学習や修学旅行の受け入れに応える「夢体験物語事業」に平成13年度から着手した。
 この事業はグリーンツーリズムによる都市と農村の交流人口を増やしつつ、地産地消による地域づくりを目指した「体験型交流事業」である。
 受け入れに当たっては、農家の人々が自らの田畑に立ち、子供達の指導にあたり、岡山弁を主に、なれない口調で説明したり、宿泊施設の支配人では、お風呂の説明や緊急時の対応説明等にパンフレットをめくりながらという様子から、年々案内にも慣れ、今では県内外から学校や旅行業者など数多くの視察対応にも慣れるほどに至っている。
 これまで岐阜県上之郷中学校、千葉県(学)日出学園高校、松戸高校などが修学旅行に訪れたほか、岡山市内や倉敷市内の中・高校による総合的な学習の時間への教材として機能するなど「加茂川町」全体が学校として少しずつ根付きはじめている。
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