調査年度:平成15年度
都道府県 市区町村名 地方公共団体
コード
人口 面積 標準財政規模
大分県 九重町 444618 11,891人 271km2 3,739百万円
ホームページアドレス http://www.town.kokonoe.oita.jp/
施策名 ブルーベリー産地化対策事業
担当部課名 農林課 電話番号 0973-76-3804
施策の分類 JK 施策の開始年度 平成13年度
予算関連
データ
事業費総額 111,278千円
事業期間 平成13年度から平成18年度まで
補助制度・
起債制度等
施策の概要
1目的
 ブルーベリーは食用としての楽しみだけでなく、景観作物としても大変優れている。春には白色や淡い色の可憐な花が咲き、夏には葉の緑と果実の青紫色、秋には真っ赤に燃えるあざやかな紅葉といったように季節ごとに違った楽しみ方を味わうことができる。
 こうしたことから青果・加工品での生産出荷はもちろんのこと、観光農園やグリーンツーリズムでの農作業体験、農家民泊等によるブルーベリーの活用を研究しながら西日本一の産地をめざした推進を行う。
2背景
(1)気象・土壌条件
 九重町は準高冷地帯であり、気温条件においてはブルーベリーの主要産地である長野県とほぼ同じである。また土壌条件的には、火山灰土壌である黒ボク土が多い。このためPHも低い土壌(酸性)が多く、これも適地条件である。
(2)経営条件
 ブルーベリーは果実が軽量で低木であること、無農薬・低農薬栽培が可能であることから、女性、高齢者に適した果樹であるとともに、その収益性、容易性から副業的作物としての取り組みが非常に有効であると同時に加工も容易なため、青果だけでなく加工品としても出荷ができる。
(3)観光集客条件
 九重町には夏季冷涼な気候を求めて500万人を超える観光客の入込みがあり、これら観光客を対象とした観光摘み取り園方式での産地育成、販路開拓も十分に可能である。
3産地拡大計画
ブルーベリー推進計画(面積)
@既存    (面積0.5ha 累計0.5ha)
AH13年度 (面積2ha 累計 2.5ha)
BH14年度 (面積4ha 累計 6.5ha)
CH15年度 (面積3ha 累計 9.5ha)
DH16年度 (面積3ha 累計 12.5ha)
EH17年度 (面積3ha 累計 15.5ha)
4出荷体系
(1)市場出荷:農協共販
(2)加工:ジャム、その他加工品
(3)観光摘み取り園
(4)直売:九重ふるさと館、JA飯田ドライブイン
(5)地産地消:旅館、ホテル、民宿等での料理やみやげ品
5推進体制
九重ブルーベリー研究会が中心となり推進
6推進地域
(1)市場出荷:全地区
(2)観光摘み取り:全地区(温泉旅館地域、主要な観光地周辺、グリーンツーリズム参加農家)