調査年度 : 平成 14 年度
都道府県名 市区町村名 地方公共団体コード 人口 面積 標準財政規模
兵庫県 市島町 286460 10,637 人
77 km2 3,268 百万円
ホームページアドレス http://www.town.ichijima.hyogo.jp/
施策名 地元産品販売拠点「まちおこし会館」
担当部課名 産業課 電話番号 0795-85-4127
施策の分類 EJK(施策分類の説明) 施策の開始年度 平成 13 年度
予算関連
データ
事業費総額 14,118 千円(平成13年度)  
事業期間 平成 13 年度から昭和 − 年度まで
補助制度・
起債制度等
 
施策の概要
 本町は従来より「有機の里いちじま」としての町づくりに取り組んでおり、基幹産業としての農業の安定経営農地保全、地元の農産物を地元で消費する「地産地消」に対する施策を考えてきた。
 また近年の環境問題に対する意識の高まり、高齢者の生きがい対策も併せ、低農薬で安心・安全な農産物を町内の人に食べてもらうことを通じ、農業を自身と誇りを持って続けられ、かつ相応の収入も得ることができることによる地域おこし、まちづくりを計画した。
 町内の廃業したパチンコ店の建物を買い取り、まちおこし会館として地元農産物及び特産品販売の直売所として、平成13年8月にオープンした。
 運営は町内のNPO法人「丹波太郎」(平成13年11月設立)に委託している。
 スタート時は約40名の生産者との契約であったが、4ヶ月後には70名に増加しており、購入者も地元の野菜、果物だから新鮮で安心であると喜ばれている。
 しかし、町内産のものしか販売しないため、品数の少なさは否めなく、販売単価も低く設定しているため売上額が低く、経営上は苦しいのが現状である。
 今後はまちおこし会館でのイベントを定期的、又は日常的に企画し、集客力を向上させると共に、町出身者の方々への農産物宅配として、産品と情報を発信していく予定である。また加工品研究も行い、特産品として売れる商品を作り出したい。