調査年度 : 平成 14 年度
都道府県名 市区町村名 地方公共団体コード 人口 面積 標準財政規模
福島県 会津本郷町 074420 6,683 人
40 km2 3,533 百万円
ホームページアドレス http://www.mwnet.or.jp/~a-hongou/
施策名 炎の郷・向羽黒山(むかいはぐろやま)城跡ふれあい茶会
担当部課名 産業振興課 電話番号 0242-56-3914
施策の分類 L(施策分類の説明) 施策の開始年度 平成 14 年度
予算関連
データ
事業費総額 8,700 千円  
事業期間 平成 14 年度から昭和 − 年度まで
補助制度・
起債制度等
福島県地域づくりサポート事業補助金
会津本郷町向羽黒山城跡茶会等イベント補助金
施策の概要
【背景】
 戊辰戦争の白虎隊で有名な会津若松城から磐梯山の反対方向である西側を見渡すと、そこにはひときわ大きくどっしりとした白鳳三山が目に入る。白鳳三山とは、観音山・羽黒山・岩崎山の三つの山の総称であり、ふもとには会津本郷町の街並みが広がっている。この白鳳三山にはかつて会津を支配した「芦名氏」の居城である「向羽黒山城」(むかいはぐろやま)が岩崎山を中心に築かれており、東北では最大級の山城跡として、平成13年に国の史跡指定を受けている。
 また、会津本郷町は、焼き物の里としても有名であり、その歴史は、会津松平藩祖保科正之公が尾張瀬戸出身の陶工をよんで製陶を命じたことに始まり、以来350年間もの長い時代を良質の原料に恵まれ、代々の陶工たちが工夫をこらし今日の「会津本郷焼」として広く知られるようになった。
【事業内容】
 本事業は、会津本郷焼に代表される会津地場産品の振興及び地産地消の促進を図ることを目的とし、「向羽黒山城跡」の国史跡指定を記念する事業として、会津本郷焼を代表とする会津地域の伝統文化工芸品と茶道具という新たな産品を用いた「茶会」を、会津茶道文化発祥の地ともされる「向羽黒山城跡」が残る白鳳三山(白鳳山公園)において、「炎の郷・向羽黒山城跡ふれあい茶会実行委員会」の主催で開催するものである。「茶会」は、会津地場産品と茶道具という産品との新しい連携により演出され、産品地域の個性・独自性についての再確認と、会津の伝統工芸品の継承・向上につながるものであり、町としても「炎の郷・向羽黒山城跡ふれあい茶会実行委員会」へ補助金を支出する等、町をあげて事業をバックアップしている。
 また、この「茶会」は、茶道経験の無い一般の方でも気軽に楽しめるよう大茶盛、新作茶道具発表展示即売会、フォトコンテスト等の各種イベントを実施する予定であるため、会津の地場産業の活性化に寄与するものとなる。
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